弥生3月は9月と並んで気候変動が激しい月だと言われています。日本列島を長い間吹き抜けていた北風と南からの暖かく湿った風が交差しながら、ようやく厳しい冬がその座を譲る時期です。冬の名残り雪は重くその一方地中の虫たちが地上に現れ木々に硬い芽ができ始める初旬、木々の芽が開花し太陽がほぼ真東から昇り真西へと沈み昼夜の長さが同じになる春分を過ぎると、いっきょにサクラが満開となってです。行く下旬。ちょうどこの頃は学生が卒業し公務員や社会人が職場を後にする新たな門出の時期でもあります。野良には人が集まって来て農作業に勤しむ姿が目立つようになります。また、春風に乗って運ばれるスギ花粉がピークを迎えます。
3月はこのように新しい季節の始まりです。当社においても二0一八年初めての現地見学会がこの3月からスタートします。八ヶ岳事務所においてはちょうど春休みの時期の31日(土)に予定しています。味噌の仕込みと同様に冬場に売却のご相談をいただいた物件がいよいよ初公開という日の目を見る時期になります。この時期のご見学は急な天候の変化もあり車も服装もまだまだ冬装備が必要です。どうぞ暖かくしてお出かけください。