山梨県の北西部に位置する北杜市は都会に暮らす人々にとって魅力あふれるエリアです。
富士山、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳などの美しい山々、
四季を通じた自然の移ろい、美味しい地場の果物や野菜などの大地の恵み。
移住者の個性を競ったお店の開業。日照時間の多さや南アルプスに磨かれた水。
そして都心から2時間の便利なアクセス。
週末利用や二地域居住、そして定住と様々なライフスタイルがあります。
※注釈 宝島社「田舎暮らしの本」2018年版2月号 第6回日本「住みたい田舎」ベストランキング 人口10万人未満の小さなまちランキング 総合1位 山梨県北杜市
北杜市の人気のヒミツは?
都心からのアクセスの良さ
電車・高速道路・高速バスで都心から2時間圏の便利なアクセス。中央本線の小淵沢駅まで、新宿駅から特急で2時間弱。中央自動車道のICは「須玉」「長坂」「小淵沢」と3カ所あり、高井戸ICから長坂ICまでの距離は140kmで2時間ほど。高速バスの停留所は市内に5カ所あり、新宿から長坂高根バス停まで2時間22分。
自然環境の素晴らしさ
市内には日本百名山に選ばれた、八ヶ岳、甲斐駒ケ岳、金峰山などがあります。明野町の日照時間は年間2,600時間を超え、日本一。ミネラルウォーターの生産量は日本一を誇り、市内で3カ所が日本名水百選に選ばれています。四季を通じた自然の移ろい、美味しい地場の果物や野菜が楽しめ、夜は満点の星空が眺められます。
個性豊かなお店が開業中
北杜市に新たに開業したお店は個性派ぞろい。自然環境の良さに魅せられた人達が、こだわりのお店を続々オープンしています。
北杜市はこんなところ
南アルプスエリア
(白州町・武川町)
南アルプスの山ふところに位置し、ダイナミックな山の景観が魅力的。手つかずの自然が残され、南麓エリアに比べ、素朴な印象がある。近年は移住者のお店が増えてきている。白州町は名水百選に選ばれた尾白川や湧水が点在し、水に恵まれ、移住者にも人気がある。日本の道百選に選ばれた旧台ケ原宿や道の駅がある白須地区は利便性も高い。武川町は米どころとして知られ、日本三大桜の山高神代桜をはじめとした桜の名所が多い。土地単価は南麓エリアより控え目な価格。
八ヶ岳南麓エリア
(高根町・大泉町・長坂町・小淵沢町)
市内で一番人気の高いエリア。八ヶ岳南麓の広い裾野に位置し、明るくひらけた土地が多い。山岳景観の素晴らしさは特筆もの。地元住民、戦後の入植者、移住者など様々な人が住み、標高が上がるほど移住者の割合が高い。移住者によるお店が以前から多く、小中学校には移住者の子供も多い。標高に応じてライフスタイルが選べるのが魅力的。土地の単価は他のエリアと比べ高め。
茅ヶ岳エリア
(須玉町・明野町)
須玉町は田舎らしさが魅力の地域で、古民家・民家が多く、空き家が手ごろな価格で出てくることも。古くからの谷の集落が点在し、地元住民とのつながりを求めた、子育て世代の移住者が増えている。明野町は日照時間日本一で全体に畑が広がり、遠方に八ヶ岳及び南アルプスの両連峰を望むことができる。夏には約60万本のヒマワリが咲き、夏の風物詩となっている。農地が多く、物件数が少なめだが、移住者も徐々に増えてきている。
北杜市ってどんなところQ&A
夏
夏は涼しいですか?
エアコンは必要ですか?
気象庁の過去30年間の記録によると、大泉町の標高867mの観測点で、最も暑い8月の月平均気温が22.6℃と冷涼な気候です。標高1000m以上のエリアは、エアコンがない家がほとんど。さらに標高を上がると、扇風機がない家も多いです。標高の低いエリアでは、日中や暑い日を中心にエアコンが活躍をしています。夜間は気温が下がりますので、標高に関わらず全域でエアコンなしで過ごせる場合がほとんどです。
冬
寒いですか?
気象庁の2017年の記録によると、大泉町の標高867mの観測点で、1月が最も冷え込み、最低気温がマイナス10℃まで下がります。寒さの厳しい気候といえます。ただ、外気温が寒いからといって、寒い生活となるわけではありません。寒冷地仕様の断熱性能の高い家や、薪ストーブ付きのログハウス、陽当りの良い家などでは温かく過ごすことが出来ます。冬を暖かく過ごせるかどうかは、家が大きく影響します。
どれくらい雪が降りますか?
冬タイヤは必要ですか?
積雪量は、同じ市内であっても標高や地域によってかなり違います。標高1000m近辺までであれば、一冬に15cm程積もることが3回くらいという状況でしょうか。日本海側の雪雲を八ヶ岳と南アルプスが遮る為、雪が降ることは少なく、冬場は晴天の日が続きます。
空気も澄みわたり、雪の山岳景観が遠くまで望める良い時期でもあります。積雪こそ少ないものの、冬の寒さは厳しく、道路が凍ることもしばしばです。冬の時期には、冬タイヤを装着し、安全運転を心がけましょう。
除雪はしてくれるのですか?
幹線道路沿いや管理別荘地内では、融雪剤が散布され、状況によって除雪車も出動します。個人所有の私道、敷地内は所有者が除雪を行うのが基本となります。積雪が予想される時は玄関先に雪かきスコップを用意しておき、凍りつかないうちに雪かきしましょう。集落から離れた定住の少ない地域では、公道沿いであっても、地域住民が協力して自ら道路の除雪を行うのが慣例です。
暖房は何を使いますか?
暖房は大きく分けて「備え付きタイプ」と「可動式タイプ」があります。「備え付きタイプ」の種類は様々ですが、家全体、大きな部屋を暖めるといった用途で設置してあります。代表的なものとしては、薪ストーブ、蓄熱暖房機、FF式ストーブ、床暖房。その中でも田舎暮らしの夢として人気なのが薪ストーブです。薪の確保など大変な面もありますが、薪がはぜる音や炎のゆらめきで、心まで暖めてくれます。「可動式」として代表的なものとしてはファンヒーターと昔ながらの灯油ストーブです。すぐ部屋を暖めたい時などは大変便利です。
停電などライフライン停止のアクシデントに備え、電気に頼らない暖房を一つは用意しておいた方が良いでしょう。
その他
知り合いがいなくて不安です
田舎暮らしを希望する方が「不安と思う」もののひとつが、「田舎暮らしをする地域での人間関係」ではないでしょうか。友人・知人のいない場所への移住は、ほとんどの方が不安を伴うことでしょう。では、そこに「移住者によって構成・運営されている交流組織」があったら?それは単に田舎暮らしの楽しみを増やすだけでなく、新たに暮らす地域で多くの人との出会いや信頼関係ができるという安心感が生まれるのではないでしょうか。
そんな思いから作られた交流組織が「ふるさと倶楽部」です。北杜市には340世帯を超える会員数の「八ヶ岳ふるさと倶楽部」があります。ご入会は、物件購入後にお申込みください。
車は必要ですか?
快適な田舎暮らしには車は必要です。車無しで生活されている移住者の方も中にはいらっしゃいますが、バス、電車の本数は少なく、飲食店、スーパー、病院などは点在をしているため、車がないと不便を感じることが多いでしょう。車は日常の足とお考えください。
一方で北杜市は、車の運転がしやすい環境でもあります。交通量は少なく、立体交差はもちろん、複数車線もありません。元ペーパードライバー、引っ越し後に免許をとったご年配の方もたくさんいらっしゃいますのでご安心ください。
病院はありますか?
市立の総合病院が2つ、診療所が2つあります。その他、個人医院が各エリアにあります。訪問診療を行っている施設もありますので、診療を受けた際等にお問合せください。
スーパーはありますか?
市内のスーパーマーケットは6件ほど。徒歩圏内にあることは珍しく、車で15分~20分ほどかけてお買い物に行くのが通常でしょうか。その他、道の駅、直売所等で地元の採れたて、もぎたての新鮮な野菜、果物、お米などが購入できます。
バスはありますか?
バス路線はありますが、都会と比べ、路線数、本数ともに少ないため、日常の足として考えるのは難しいでしょう。車が日常の足とお考えください。
北杜市役所の取り組み
空き家バンク(地域課)
市内の空き家をご紹介
子育て支援
医療費無料(中学生まで)、保育料(第2子以降完全無料)、保育園(14園、待機児童なし)
子育て世代マイホーム補助金
住宅の建築費または購入費の10%とし、限度額は、新築150万円、中古住宅100万円。令和6年度まで。
詳しくは北杜市役所にお問い合わせください。
https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/