新年明けましておめでとうございます。西暦では2024年、和暦では令和6年の幕開けです。令和がもう6年を迎えることに、月日の速さを感じます。西暦の開始は、遥かかなたの歴史なので、しみじみと思うことは無いのですが、平成や令和は開始の日は、映像として覚えている為でしょうか、新年を迎え、暦を刻む毎に、感慨にふけってしまいます。自分の人生を思い返す時にも、西暦より和暦の方が、実感が伴って思い出せます。
さて、令和6年はどんな一年になるのでしょうか。昨年を振り返り、やり残した事をリベンジしたい方も多いのでは。
私は自宅の手入れを全然出来なかったというのが、昨年の反省です。家の中の整理も出来てはいないのですが、それ以上に庭や家の外回りがほったらかしの一年でした。ウッドデッキは塗装がはげ、塗料は買ったものの、作業しようと思っていた日が雨だったり、天気が良い日は、自然の中に遊びに出かけたくなったりと、気づけば冬になっていました。
同様に庭の草刈り、木の剪定も追いつかず、気づけば庭に出られないほどの荒れ果てたジャングル状況に。今の自分にとってはウッドデッキや庭の管理は負担でしかない。そんな状況はとても残念な事で、今年は楽しめるようになりたい。そのきっかけの一年としたいと思っています。
昨年の北杜市の不動産状況
今年こそ新天地で、新しい生活を始めたいという方もいらっしゃると思います。もしその新天地が北杜市であれば、大変嬉しいことです。昨年の北杜市の不動産の状況をお伝えすると、新型コロナの影響を感じられなくなったというのが一番の印象でしょうか。
春頃に新型コロナの分類が5類に移行されましたが、それをきっかけに、一旦、ご見学者の数が減り、不動産の動きが鈍くなりました。
一方で、北杜市の観光には人が戻り、観光地が賑やかさを取り戻しました。人の移動が自由になったのだなと感じました。移動が出来るようになったのは、北杜市に別荘を持つオーナー様も同様のようで、ご売却のお話が増えてきました。
新型コロナが猛威を振るってから、中古物件の数がかなり減っていましたが、夏くらいには以前と同程度まで戻ったように思います。
昨年の夏は暑かった、そして暑い期間が長かった。これは全国的な現象で、北杜市も一緒だったのですが、この夏辺りから、ご見学者が増え、不動産の動きが再び活発になりました。
将来の不安から田舎に住まいを求める方が一定数いらっしゃいました。地震や津波、地球温暖化、物価高、戦争、ご自身では対応が難しい状況に対しての答えが田舎で暮らしだというのです。地に足がついた生活をするということが、自身の安全や心の平安につながるというものでした。人生と向き合って、行動に移されているのだなと感心するばかりです。
あなたはこれから先、どんな場所で、どんな風に人生を過ごされたいでしょうか?その一助として、ふるさと情報館がお手伝いできれば幸いです。良い一年となりますように。
(八ヶ岳事務所 大久保武文)