いっせいに花が咲くこの4月(北杜市大泉町)。
山あいの里は4月の声を聞くと一斉に花々が咲き誇ります。八ヶ岳南麓もそうですが気温の寒暖差が大きい地域は、その花の色も一段と鮮やかになります。
4月上旬は二十四節気では「清明」といわれ、万物の生命がより活き活きと活発になる時期です。毎年カラマツの芽吹きになにか励まされている気がするとおっしゃられる方もいらっしゃいます。
また、進学に就職に、新しい門出となる人生がはじまる月。新しい分野やものごとのはじまりがこの4月という方も多いと思います。リタイア後の人生や子育てを考えるなら、便利過ぎる都会を離れて個性豊かな地方へ移り住む選択肢は充分にあります。
インターネットの普及や高速道路網の発達でどこにいても欲しいものが手に入るいまは、そうした暮らし変えの大いなるチャンスといえます。さらに、北杜市をはじめ多くの自治体では子育て支援政策に充てる予算が目玉となる時代です。
谷戸城址公園から望む残雪の富士山。
さて、いっぽう4月は「穀雨」と呼ばれるように雨が降り続く時期でもあります。市内大泉町の観測所では例年この4月に100mm超の降雨量があります。また、大気が不安定な時期には「爆弾低気圧」や「メイストーム」と呼ばれるように台風並みに一気に気圧が下がって暴風雨をもたらすことも。
八ヶ岳南麓へ物件見学にお越しの際には突然の降雨にも対処できるよう雨具のご用意とともに厚手の服装もお忘れなきよう、よろしくお願いいたします。
4月の八ケ岳事務所だより
八ヶ岳事務所 中村健二