9月を迎えました。田んぼを見ると、夏の間は青々としていた稲が、いつの間にか黄金色に染まり、稲穂が揺れています。我々が見ていなくとも、自然の時は刻々と過ぎて、季節も夏から秋へと変わったことを感じる瞬間です。
今年の夏も全国的に暑さが厳しいものとなりました。私が登録している市役所の「北杜ほっとメール」というサービス。地域の防災・防犯情報、生活情報などが配信されるもので、配信は不定期、なにかが起きたときにされるものです。
今年の6月から7月にかけて多かったのは、「クマの目撃情報」。私は幸いにも出会ったことは無いのですが、北杜市の色々な場所で連日、目撃情報がありました。登山の際には、鈴をつけるなどの対策をしていますが、生活環境にクマが現れるという事に不思議な気持ちになりました。
そして夏になってから増えたのが「熱中症警戒アラート」。山梨県全域で出ているものですが、北杜市も例外では無い暑さとなりました。そして、ふるさと情報館の八ヶ岳事務所もエアコンを増設いたしました。以前は扇風機で対応していた部屋でしたが、ここ数年の気温から、ついに取り付けることになりました。今年はこのエアコンのおかげでどんなに助かったか。
そんな夏の暑さも9月は折り返し地点、最低気温がぐいぐいと下がっていき、ほっと一息がつける季節となります。そして例年ですと、9月の下旬には我家ではコタツが登場するタイミングに。その時には夏の暑さが懐かしくなるのでしょうか。
(八ヶ岳事務所 大久保武文)