暖かいお彼岸の頃。(北杜市長坂町)
3月は気候的にも不安定で冬の名残が続いたあとにお彼岸となって桜の開花時期を迎え一気に春らしい陽気になってきます。
このひと月の間に最低気温と最高気温はいずれも10度近く上昇します。しかしながら、標高867mの大泉の観測地点では最低気温の平均がマイナス1.5度ですので、別荘などの水抜きは継続しておくのが無難です。
また、甲府地方気象台による桜の開花時期は例年で3月23日ごろ。満開はそのほぼ1週間後ですが北杜市内の桜の名所はそれから10日ほど遅れて開花します。なお、今年も花粉の時期はやってきますが、例年と比べすぎ花粉の雄花の量は2倍以上との話もあります。春一番の吹く頃はとくにご用心を!
この時期の現地見学は宮沢賢治の物語のモチーフになったとも言われる風の又三郎(八ヶ岳おろし)の季節風に出会えます。どうぞご期待ください。
球春後に思わぬ積雪も。(北杜市高根町)
3月の八ケ岳事務所だより
八ヶ岳事務所 中村健二