写真:富士川町平林地区から見た柚子と富士山。
なにかと慌ただしくなる時期がこの12月。今年もはや一年最後の月であり、「平成」最後の年の終わりです。この時期は強い寒気が北西から日本列島に入り天気図では等圧線の間隔が狭くなる冬型の気圧配置が現れてきます(西高東低型)。
気になる初雪ですが、甲府の30年間の平年値は12月24日。八ヶ岳でも年内に里に降る雪はちらつくことはあっても根雪にはまずなりません。タイヤの交換時期は勤労感謝の日(11月23日)あたりから10日間ぐらいが多いようです。
また、今年は12月22日(土)が冬至で一年でもっとも昼間の時間が短くなる日。太陽が空の一番低いところを通ります。この日を境に日一日と昼間の時間が畳の目ほど伸びて来るものの寒さも増してきます。
昔から冬至の日には体を温めるため柚子湯に浸かることが多いようです。南巨摩郡富士川町(旧増穂町)は柚子の一大産地として知られています。平林地区の柚子畑から見る富士山は距離的な面からいってもわたしの好きな富士山ウォッチングスポットのひとつです。
写真:『サンタクロースって いるんでしょうか?』(偕成社刊)
冬至が過ぎればクリスマス。「きしゃさま あたしは、八つです。」で始まる『サンタクロースって いるんでしょうか?』はほんとうに心暖まる本ですが、この時期にまた読みたくなってしまいます。
◆オール山梨 空き家セミナー&無料相談会2018 ご来場の御礼
この9月からオール山梨 空き家セミナーと題して、甲府市、身延町、甲州市、富士吉田市の県内4ヶ所で空き家に関するさまざまな問題(相続や税務)やその有効活用を各専門分野から講師として提言などのセミナーが開かれました。
その中で、わたしも11月17日(土)に甲州市の市民文化会館にて、税理士の前田晋吾先生とともにお話をさせていただきました。当日の内容は今後甲斐適生活相談会などでもご紹介させいていただければと思いますが、当日はお忙しい中ご来場いただきました各界さまざまな方に御礼申し上げます。
個人や行政だけでなく地域の方々にとってもとても身近なことですので、来年もまた開催されますことを念じております。
当日のわたしがお話しした内容は以下の通り。
【テーマ】
実践的空き家バンク活用法
〜北杜市の取組を中心として〜
【概要】
移住定住において山梨県内のみならず全国的にも注目を集める北杜市では、空き家バンクをどうやって地域活性化 結びつけているか?創業以来28年間田舎暮らしひとすじに全国の空き家を取り扱っている会社代表が移住者の視点で空き家バンクの活用法をお話しします。
12月の八ヶ岳事務所だより
八ヶ岳事務所 中村 健二