▲日の出を受けて青く染まる富士山(北杜市大泉町)
明けましておめでとうございます。2022年、新しい年が始まりました。新年になると、具体的には何も変わっていなくても、心に一つの区切りがつき、リセット、再スタートという気持ちになり、なんだか得した気持ちになります。気持ちだけでなく、「モノ」もリセットすると良いらしいですね。
昔は物が少なく、なかなか衣類を買い替えることが無かったけど、正月には新しい靴下と下着をおろしたという話をご年配の方から聞いたことがあります。今やっても良い習慣だなと思います。
さて昨年、一昨年は新型コロナの影響で、北杜市でも観光はもちろん、日常でも大きな影響を受けました。
例年行われているクラフト骨董市、音楽ライブ、観光イベントのほとんどが開催中止となりました。
ただ、そんな状況の中で、まるでお祭りイベントのように北杜市民の中で盛り上がったのが、市役所が行ったコロナ禍での地域振興の取り組みでした。
▲paypayキャンペーンの旗(北杜市内)
2021年の10月、11月にpaypayで支払うと30%がポイントで戻ってくるというキャンペーンが北杜市でありました。私はスマホで支払いをした事がなかったのですが、このキャンペーンへ向けてアプリをダウンロードしました。
なんだか初めての事って小さな事でも、ワクワクどきどきするものですね。人生初のスマホでの支払いは、毎週火曜日に事務所に来てくれるパン屋さんのお会計でした。
馴染みの方なので、気軽に支払い方法を教えていただき、680円の代金を支払うと、その瞬間に204円のポイントが付くと画面に表示がされました。
そんなに返ってくることに驚きと、金額がすぐ判ることに、不覚にもテンションが上がってしまいました。このような体験をされた方が多かったようで、一気にpaypay支払いが北杜市に浸透をしたようでした。
今日はどこの肉屋さんがpaypayで行列が出来ていたとか、あそこのお店でもpeypayが使える。この時期に喪服をクリーニングにだそうといった情報交換が頻繁にされました。
特にインパクトが大きかったのが、高騰しているガソリン、灯油にも使えることでした。ガソリンが30%オフで入れられると聞き、隣のそのまた隣の甲府市から、わざわざガソリンを入れる為だけに来ているという話も聞きました。あるガソリンスタンドでは、人が殺到し、在庫のガソリンだか灯油が無くなってしまったとの噂も聞きました。
こういったドタバタとした話も、後から振り返ると新型コロナからの復興の道筋だったと言えるのでしょう。
▲宅建協会が発行するカレンダー。平成、昭和の年号があり大変便利。
今年は恒例イベントの復活といった、新型コロナからの再生の一年となる予感があります。地域が活気を取り戻す中で、田舎暮らしの良さを再確認いただければと思います。八ヶ岳事務所では引き続き、北杜市での物件購入のサポートを行っていきます。どうぞ今年もよろしくお願いします。
(八ヶ岳事務所 大久保武文)