八ヶ岳の野鳥~秋の渡りと秋の訪れ~

北杜市 移住だより

今まで日本に滞在していた夏鳥たちが越冬するために南下し始めます。夏鳥の代表でもあるツバメやヒタキ類、杜鵑類などは東南アジア方面へ渡って行き、ロシア方面からは冬鳥の代表でもあるカモ類やハクチョウ、ツグミ等がやってきます。

八ヶ岳では、高山地帯で繁殖していたアオジやカヤクグリ、ルリビタキ等が標高の低い場所に移動し始めます。平地に姿を現すようになるのは、11月中旬から後半にかけてピークとなります。また農耕地周辺では、秋の訪れを告げるモズの高鳴きが響き渡ります。


オスのモズ。小さな猛禽と言われる

「モズの高鳴き七十五日」という言葉があり、初鳴きから75日後に初めての霜が降りるという言い伝えがあるそうです。


メスのモズ。オスよりは淡い色合いで可愛らしい。

昔はこの高鳴きを農作業の目安にして、冬支度や霜に備える作業をしていたそうです。
正確さには地域差もありますが、自然と共に暮らしてきた、まさに先人の素晴らしい知恵と言えます。

(八ヶ岳事務所  広川 理恵)

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